
人文・文化学群 板橋 悠
専門分野について深く学ぶそれぞれの学群・学類での授業とは異なり、学問探究チュートリアルでは様々なバックグラウンドをもった学生や教員と学問の話ができます。教員同士でも分野が違う相手と話してみるといろいろと常識や発想が違っていたことに驚きます。みなさんも興味や意見をたくさんの相手とぶつけあってみてください。きっと自分になかったものを知り、そして自分が持っていたものに改めて気づくのではないかと思います。


人間学群 山田 一夫
メジャーリーグで活躍している大谷翔平さんの座右の銘を知っていますか? それは、恩師の言葉である 「先入観は可能を不可能にする」 だそうです。彼の歩みは、固定観念に縛られず、自分の可能性を信じ、努力を続けることの大切さを示しています。皆さんも、先入観にとらわれず、チュートリアルを通して自分の可能性を広げてみてください。


生命環境学群 松井 圭介
「つくば型チュートリアル教育」は、皆さんが主体的に学び、自ら考え行動する力を養うプログラムです。チュートリアルでの学びは自分の未来の可能性を拓くことにつながります。教員や先輩方との対話を通して、自分の将来をデザインしましょう!全力で応援します。


生命環境学群 鈴木 大地
筑波大学は、他学類の講義も受けやすい点が良いところのひとつです。生物学類出身の私自身も、比較文化学類の授業でギリシア語・ラテン語を学びました。いろいろな学類を担当する先生方がチューター教員として集まるこの授業から、広くて深い学問の世界に飛び込んでみませんか?


理工学群 相山 玲子
学問探究の過程で最も苦しいのは、「問題を設定する」ことだと考えています。漠然とした興味を言語化して論理的思考の対象となるようにしていくためには、土台となる多くの既存の知識を「学ぶ」必要がありますが、「問う」ことを忘れずに継続して、自分の問題設定を具体化できてくると、難しくとも考えることが楽しいでしょう。そんな大学での学びの第一歩を踏み出すお手伝いができるよう、私もともに励みたいと思います。


理工学群 庄司 光男
学問探究チュートリアルでは、様々な問題に気付き、仲間と語り合い、議論を深めて、核心に迫っていきます。自分の視野を広げると共に、専門性を掘り下げ、新たな学問の世界を垣間見ることができると思います。大学での学びについて、是非楽しんでください。


理工学群 山村 泰久
大学における学問・学びは、講義から得るものだけではありません。大学は、分野にとらわれず、自由に学問を探究し広く深く学べる絶好の機会です。有意義な大学生活を送るためにも、学問の探究を愉しみましょう。「学問探究チュートリアル」で、少しでもそのお手伝いができればと思います。


理工学群 伊藤 良一
過去に私自身がドイツのマックスプランク研究所に留学した経験から、ドイツ人学生は自分の学びたいことをストレートに学びたいと表現することに抵抗がなく、逆に、日本人学生は何を勉強すればいいのか自分の言葉で自分の意志を伝えるのが非常に苦手のように感じます。筑波大学では、欧米で取り入れられている新しいチュートリアル教育を取り入れ、本学の学生に対して、最初の一歩として自分が勉強したい学問が何かということを真剣に考える契機となる授業を開講しています。ぜひ筑波大学で、我々チューター教員と一緒に奥深い学問への一歩を踏み出してみてください。


理工学群 山本 亨輔
幅広く学際的な学びが充実している本学で、自らの資質と向き合い、今後の進路を考える時間を持つことはとても重要です。本授業を通じて、ぜひ自らの指針を作り上げていってもらいたいと思います。


理工学群 甲斐田 直子
あなたは、自分自身・社会・現象についてどのような問いを持っていますか。素朴な疑問やこれまでの人生で折々に感じてきた問題意識が、研究のきっかけになることは少なくありません。この授業では、あなたのその思いを専門的観点や方法論に融合させていく刺激的経験が待っています。学際的な環境での学生・教員との対話を通じて、あなたの問いをじっくり見つめ直しながら磨いていき、学問探究に昇華させていきましょう。


情報学群 面 和成
大学での学びは、単なる知識の吸収に留まりません。「つくば型チュートリアル学修」の最大の魅力は、多様なバックグラウンドを持つ仲間と主体的に学び合い、学際的な視点で議論を深めるところにあると思います。その過程で視野を広げ、共に深い議論を交わせる信頼できる仲間が生まれるでしょう。この貴重な機会を最大限に活かし、新たな挑戦の一歩を共に踏み出しましょう。


体育専門学群 宮崎 明世
チュートリアルの初年度の授業に参加して、大学に入学後すぐに大学やその先の学びについて考えを深められるのは素晴らしいことと感じました。その際に、さまざまな分野の専門家である大学教員と対話できることや、興味の方向が異なる仲間と話すことも非常に有意義な経験です。個別最適な学びとはまさにこのこと、みなさん一緒に学びを深めましょう!


総合学域群 土井 隆義
大学の授業に顔を出す意義はどこにあるのでしょうか? 新たな知識を得たいだけであれば、最寄りの図書館や書店へ出かけてみてもよいし、それが億劫ならググってネット空間を泳いでもよいでしょう。キャンパスまで足を運ぶ必要はありません。わざわざ教室に身を置くことの意義は、それらの知識を駆使しつつ、自分も新たな問いを発してみたいという意欲を醸成することにあります。またその時に、どんな問いが自分に合っているのかを見極め、適切な道しるべを得ることにあります。この授業は、そのための手助けとなることを第一の目的として設計されています。ぜひ有効に活用してください。そして、何を自らの問いとすべきなのかを主体的に考えてください。


先端教学推進機構 坪内 孝司
大学での学びは、高校までのそれとは様子が変わってきます。問題集にあるような問題を解いたて模範解答と照らし合わすことができるような学修が高校での一般的な学びであったのではないかと思います。一方大学では、学年が進むにつれて、模範解答もなく、答えがすぐに出るともわからないけれども、自らの知的好奇心を駆り立てられる問いをたて、その問いに探究を深める学びの様相が深まってきます。本学では、「学問への誘い」という科目で学問へのアプローチや学内の広範な研究分野を学んだら、今度はこの「学問探究チュートリアル」で自分のオリジナルな興味探しをしてみる流れをつくりました。大学において大学らしい学びを究めてみたいと思うあなたに超おすすめな科目だと思います!


人文・文化学群 土井 裕人
チュートリアルを経験した学生たちがほんの数ヶ月で素晴らしく伸びているのを見ると、これが「自分が大学1年生の時にあればよかった。」と実感します。大学は夢を現実にする場所で、学問の夢は大きいほどよいものです。筑波大学のチュートリアルを経た皆さんが素晴らしい学問を実現して社会へのインパクトを与えている未来に向けて、携わる誰もが情熱を注いでいます。皆さんもぜひこの熱い場に飛び込んでみてください。


情報学群 川口 一画
今までの社会にない新しいものを考えるとき、既存の学問領域の枠にとらわれない学際的な視野が必要になります。私の場合、コミュニケーション支援システムの開発にあたって、工学だけでなく、社会学や認知科学、デザイン学等様々な分野の知見を取り入れてきました。筑波大学は、同じキャンパス内に様々な分野の専門家がいて、気軽に連携できる文化があります。学問探究チュートリアルは、そんな筑波大学の縮図であり、みなさんの興味の種を様々な分野の先生方との対話を通して育て行くことができます。


人間学群 樋口 直宏
「あなたは、どういうテーマに関心がありますか。」「それを勉強するために、どのような情報(源)や方法がありますか。」「テーマについて、学内外にどのような研究機関・研究室や研究者がいますか。」「そこでは現在、どのような研究成果があげられていますか。」「これらをふまえて、あなたはどういう分野で研究をしてみたいですか。」このような対話を一緒に進めながら、みなさんの学問探究のスタートをお手伝いしています。


芸術専門学群 山田 博之
この科目には「学問探究」と付いていますが、実際には自分自身の興味関心を探究する科目なのではと感じています。高校生までの「学修」という概念の中で考えるのではなく、自分の人生において何を学んでどう行動していくかということを、興味本位で考え、研究者達と議論することができる貴重な時間です。迷っている人もそうでない人も、ぜひ参加してみてください。


先端教学推進機構 棚橋 沙由理
みずみずしい感性を備えた初年次の皆さん、筑波大学で「じぶんの好きなこと」の学問的探究をともに愉しみましょう。協働や対話を通じて、皆さんのかけがえのない学びのときを応援します。
Falling for science, and find the unexpected.