2025年度の「学問探究チュートリアル」の第2回授業を、6月4日(水)3限・4限に実施しました。今回はチューター教員による「学究人生紹介」のプレゼンテーションの後半を行ってから、地球規模課題 de How to Thinkのインプットセッションと学生間でのグループワークを行いました。
次回は6月11日(水)3限・4限に、中央図書館チャットフレーム&ギャラリーゾーンで地球規模課題 de How to Thinkの続きとなるワークショップを行います。図書館にお越しの方はお立ち寄りください。

1週間経って、今日もまたあの熱い授業が始まります。

チューター教員の「黒歴史」を聞けるのも学究人生紹介ならではです。あの有名な先生も、苦労して自分の学問を切り拓いてきたのだと生で聞いて、学生は自分の学問の歩み方を考えていきます。

他のチューター教員も学究人生紹介を熱心に聞いています。教員から「面白い」と声が出るのも、この授業の特色かもしれません。授業の合間には、異分野の教員同士でも話が弾みます。

質問ワークでは、学生からどんどん質問が出るので教員もうれしくなります。いつも時間が足りません。

奥に見えるのは中央図書館のメインカウンター。いつもの図書館が、特別な教室に変わる授業です(発声可能なスペースを授業のために予約して利用しています)。

学究人生紹介でチューター教員の様々な学問と人生に触れた後は、地球規模課題 de How toThinkというワークに移ります。これは、筑波大学が解決に取り組む地球規模課題を題材として、学問から課題にアプローチする考え方をグループでトレーニングするものです。知識といったWhat to Thinkに偏らず、考え方すなわちHow to Thinkの涵養を目指す筑波大学の学問探究チュートリアルならではのワークです。

今度は5グループに分かれて、それぞれ3名くらいの教員から、地球規模課題にその教員がアプローチする方法や考え方のインプットセッションとして聞きます。アプローチの仕方だけでなく、そもそも地球規模課題をどう捉えるかといった根本的な問いが提示され、学生たちは考えを深めていきます。

インプットセッションのあとは、さらにサブグループに分かれて4名ほどの学生でディスカッションをします。ここでのアイデアを、来週のグループワークにつなげていきます。

来週も、こののぼりを立てて学問探究チュートリアルの授業を行います。未来の扉の中を、ぜひのぞきに来てください。